2022年4月1日から、新国立競技場で東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシーを体験することが出来るツアーがスタートしたので参加してきました。
スタジアム見学ツアーは地域の観光資源になったり地域のチームの魅力を伝える手段、災害時の避難場所を伝えるなどの意味合いもあり、増えてきています。
1.チケット申し込み方法 ※24年3月31日(日)まで予定
申込先:https://kokuritu-tours.jp/
料金: 大人1,400円 高校生以下800円 未就学児は2名まで無料
所要時間:約1時間
入場時間は30分単位で区切られています。
当日券の案内:日時指定事前予約優先制となっておりますが当日券も販売しています。
Eゲートに下記のような案内があります。
14時半ごろに写真を撮ったので下記のように14時半までのものが「✕」になっていますが、
予約時点でも午前中のほうが人気が高い傾向があるみたいです。
2.ツアーで楽しめるもの
選手ロッカールームや競技トラックなど、通常は見ることのできないエリアをオリンピック・パラリンピックの記憶と共に紹介しながらめぐるスタジアムツアーです。
2階のコンコースから入場し、検温、リストバンドを受け取り、
2階は車いすの利用者と付き添いの方が観戦しやすいような配置に。
カップルシートとして売り出すのもいいかもしれませんね。
客席を通りながら1階(ピッチレベル)に降ります。
陸上トラックを通りながら、メインスタンドの下にある選手入場ゲートを通り
ロッカールームの見学、
表彰台や聖火トーチ、勝利者インタビュー&カメラへのサインなどを楽しむことが出来ます。
サインウォールには各国の選手たちのサインが!知っている選手を探すことを楽しめます。
3.ツアー以外でも楽しめる、無料で見学可能なもの
競技記録(東京2020トリビュート トゥ チャンピオンズ)
スタジアムの外壁に協議のピクトグラムと金銀銅のメダリストの名前の記載があります。
写真はスノーボード金メダルの堀米雄斗選手のプレート。
自分が見ていた競技の記録がスタジアムに刻まれているのを探すという楽しみ方が出来ます。
聖火台 入場しなくても見学できるエリアにあります。
空の杜
国立競技場の5階部分の1週約850mの屋上空間で無料ゾーンです。展望を楽しみにながら散歩が
気持ちいいです。
4.その他競技場のスタジアムツアー スタジアムツアービジネスとは
国立競技場だけでなく、横浜の日産スタジアムや埼玉のさいたまスタジアム2002など、多くのスタジアムで見学ツアーは実施されています。
目的としては地元のサッカーチームの歴史を展示したり、大きな大会の記録を展示したりしてチームへの愛着を持たせたり、昔の思い出に浸ってもらうというものがあります。
スタジアムが稼働していない日に訪問目的を作り収益を上げるという目的もあるはずです。
しかし、、スタジアムのスタッフの人数のわりに見学者の人数が少ないように思われました。
スタジアム見学ツアーは初回は面白いと思いますが2回目以降にどのように楽しんでもらう仕組みを作るかが難しいですね。
陸上トラックがあるのなら、その場で50mのタイムが測れて掲示板に表示されるとか、その日の砲丸投げで一番飛んだ人と金メダリストの記録の位置が表示されているとか?
怪我のリスクがあるから現実的には難しいかもしれませんが、気軽に挑戦に来れるようなスタジアムだと面白いかなと思いました。
最近のスタジアムで面白いのは京都のサンガスタジアムby KYOSERAですね。
私も行ったことがありませんが、貸会議室やドローン、足湯など地域の憩いの場を目指しているのではないでしょうか。
スタジアム建設ラッシュが続いているので、試合が開催されない日にも訪れたくなるような、地域に根差したスタジアムが多くなるといいですね。