【中学生でもわかるIT用語】SSIDとは 物語と実際の事例でわかりやすく解説

『S』から始まる用語

SSID(Service Set Identifier)

① 物語性を取り入れた説明: SSID

賢太郎が再びコンピュータクラブの先生に質問しました。

賢太郎: 先生、Wi-Fiのリストにたくさんの名前が出てくるけど、あれは何ですか?

先生: それはSSID、つまりService Set Identifierのことだよ。SSIDはWi-Fiネットワークを識別するための名前なんだ。学校のロッカーに名前をつけるのと似ているね。各ロッカーには異なる名前が付けられていて、それによってどれが自分のロッカーかを識別できる。同様に、SSIDはそれぞれのWi-Fiネットワークを識別するための名前なんだ。

賢太郎: それで、どのWi-Fiに接続すればいいかわかるんですね!

先生: その通り。SSIDはネットワークのオーナーが設定することができるから、分かりやすい名前をつけることが大切だよ。

賢太郎が興味を持ってさらに質問しました。

賢太郎: 友達が家に来た時に家のWi-FiのSSIDにつなげさせてあげると家の中のパソコンものぞかれちゃうんですか?

先生: それは大事な点だね。Wi-Fiに接続するとネットワーク内のリソースにアクセスできる可能性があるけど、安全性はネットワークの設定によるよ。

例えば、ゲスト用のWi-Fiネットワークを設定することで、友達がインターネットにアクセスできるようにしつつ、個人のファイルやプリンターなどへのアクセスを制限できるんだ。

実際のIT用語の定義:
SSID(Service Set Identifier)は、無線LANネットワーク(Wi-Fi)の識別名です。このユニークな名前によって、ユーザーは利用可能なネットワークの中から特定のネットワークを選択し、接続することができます。

②実際の事例

SSIDの使用例:

  • 企業: 企業内では、セキュリティを強化するために特定の部門やエリアごとに異なるSSIDを設定しています。これにより、ネットワークのアクセス管理が容易になります。
  • 学校: 学校では、教室、図書館、管理室など、さまざまなエリアごとに異なるSSIDを設定することで、ネットワークの利用を効率化しています。
  • 公共スペース: カフェや空港などの公共スペースでは、来場者に提供する無料Wi-Fiに分かりやすいSSIDを設定して、アクセスを促進しています。

➂クイズや小テスト

クイズ1:SSIDは何の略ですか?

A. Secure Service Identification
B. Service Set Identifier
C. System Signal Identifier

クイズ2:SSIDの主な目的は何ですか?

A. ネットワークのセキュリティを高める
B. ネットワークの速度を上げる
C. ネットワークを識別する

クイズ3:企業が異なる部門ごとに異なるSSIDを設定する理由は何ですか?

A. ネットワークの混雑を避けるため
B. ネットワークアクセスを管理するため
C. ネットワークの速度を均一にするため

回答

クイズ1の回答: B. Service Set Identifier
クイズ2の回答: C. ネットワークを識別する
クイズ3の回答: B. ネットワークアクセスを管理するため

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