引数(ひきすう)
① 物語性を取り入れた説明: 引数
中学生のアヤトは、コンピュータクラブでプログラミングについて学んでいました。プログラミングの授業で「引数」について学び、彼は科学の先生である伊藤先生にさらなる説明を求めました。
「伊藤先生、引数ってどういうものなんですか?実引数、仮引数って何ですか?」とアヤトが尋ねました。
伊藤先生は、引数を手紙のやり取りに例えて説明しました。「アヤト、引数は関数に情報を伝える方法の一つだよ。実引数(じつひきすう)は、関数に送る具体的な情報、例えば手紙の内容だね。一方で、仮引数(かりひきすう)は、手紙を受け取る人が用意する受け皿のようなもの。関数がどんな情報を受け取るかを定義しているんだ。」
「値渡しと参照渡しはどう違うんですか?」とアヤトがさらに質問しました。
「値渡し(あたいわたし)は、実引数のコピーを関数に渡す方法だよ。つまり、元の情報は変わらず、コピーが利用される。参照渡しは、実引数自体への直接的なアクセスを許可する。これにより、関数が元の情報を変更できるんだ。」と伊藤先生は答えました。
実際のIT用語の定義:
引数は、関数やメソッドに渡されるデータや値です。実引数は関数呼び出し時に渡される具体的な値やデータ、仮引数は関数定義において使用される変数を指します。値渡しは引数のコピーを関数に渡し、参照渡しは実引数自体への参照を渡します。これにより、関数は柔軟に異なる入力に対応することができます。
引数は、関数やメソッドに渡されるデータや値です。実引数は関数呼び出し時に渡される具体的な値やデータ、仮引数は関数定義において使用される変数を指します。値渡しは引数のコピーを関数に渡し、参照渡しは実引数自体への参照を渡します。これにより、関数は柔軟に異なる入力に対応することができます。
② 実際の事例: 引数の使用例
引数は、プログラミングのさまざまな分野で使用されます。以下に具体例を挙げます。
- ウェブアプリケーション: ユーザーからのリクエストに応じて、データを処理する関数に実引数として情報が渡されます。 python
def login(username, password):
# usernameとpasswordは実引数
# ユーザー認証処理
- ゲーム開発: ゲームのキャラクターに動きをつけるため、位置や速度の引数が関数に渡されます。 java
public void moveCharacter(Character character, int x, int y) {
// character, x, yは引数
// キャラクターの移動処理
}
➂ クイズや小テスト
クイズ1: 関数に渡される実際のデータや値を何と呼びますか?
- A. 実引数
- B. 仮引数
- C. 参照変数
クイズ2: 関数で定義される変数、つまり引数の型や名前を定義するものを何と呼びますか?
- A. 実引数
- B. 仮引数
- C. 変数名
クイズ3: 関数に値を渡す際に、実引数のコピーを作成する方法を何と呼びますか?
- A. 値渡し
- B. 参照渡し
- C. オブジェクト渡し
回答:
- クイズ1: A. 実引数
- クイズ2: B. 仮引数
- クイズ3: A. 値渡し