【中学生でもわかるIT用語】グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレスとは 物語と実際の事例でわかりやすく解説

『カ行』の用語

グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレス

物語性を取り入れた説明:

想像してみてください。

町にはたくさんの家があり、各家には一意の住所があります。
これにより、郵便物や宅配便が正確に各家に届きます。

この町の住所は、インターネットの世界での「グローバルIPアドレス」に似ています。

一方、家の中にはたくさんの部屋があり、家族の間で各部屋の名前や番号が決まっていますが、
この情報は家の外からは分かりません。

この家の中の部屋の番号は、「プライベートIPアドレス」に似ています。

グローバルIPアドレスは、インターネット全体で各デバイスやウェブサイトを一意に特定するためのアドレスです。

一方、プライベートIPアドレスは、家の中や企業の内部など特定の場所内でのみ有効なアドレスです。

実際の事例:

家のWi-Fiルータには、インターネットに接続するためのグローバルIPアドレスがあります。

しかし、家の中のスマホやパソコン、ゲーム機などは、Wi-Fiルータ内で独自のプライベートIPアドレスを持っています。

これにより、ルータはどのデバイスからの要求かを正確に知ることができ、インターネットの情報を正しいデバイスに届けることができます。

例えば、家族がそれぞれの部屋でYouTubeの動画を見ている場合、Wi-FiルータはそれぞれのデバイスのプライベートIPアドレスを使って、正しい動画を正しいデバイスに送ります。

同じデバイスが複数のアプリケーション(例:ウェブブラウザ、メール、オンラインゲーム)を同時に使用している場合、ポート番号を通じて適切なサービスが適切なアプリケーションにルーティングされます。
※ポート番号やNAPTに関してはこちらの記事

クイズや小テスト:

  1. グローバルIPアドレスとは、何に似ていると例えられますか?
    • A. 家の部屋の番号
    • B. 町の住所
    • C. 郵便番号
  2. プライベートIPアドレスが有効なのは、どの範囲ですか?
    • A. 世界中
    • B. 家やオフィスの中
    • C. 町内
  3. インターネット上で各デバイスやウェブサイトを一意に特定するためのアドレスは何ですか?
    • A. 郵便番号
    • B. プライベートIPアドレス
    • C. グローバルIPアドレス

回答:

  1. B
  2. B
  3. C
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