今回は中小企業診断士試験の1次試験をiPadを活用してどのようにフォルダ分けするか、についての紹介します。
情報の整理整頓ができていないとiPadの力が活かしきれないと思うので参考にしてみてください。
どのようにフォルダ分けやiPadを使うと効率的なのかをお伝えします。
タテ解き・ヨコ解きとは
中小企業診断士試験や他の資格試験もほとんどが過去問を中心に勉強をすることになります。

1次試験は 過去問を●年分を●回転すれば受かる!
ということが良く語られます。
私の肌感覚だと5年分を5回転くらい必要かなと感じます。
よく3回転と言われますが、
3回転で覚えられる人は記憶力が良い部類の人だと思います。
回転という言葉を使うのは特に意味は無いと思いますが、繰り返し解くという意思が込められているのではないかと感じます。
そして過去問にはタテ解き、ヨコ解きという言葉が存在します。
タテ解き・・・出題された年度ごとに出題。自分の力が合格圏内かどうかを測りやすい
タテ解き向きの参考書:TACの過去問
ヨコ解き・・・論点別に出題。理解を深めやすい。
ヨコ解き向きの参考書:同友館 過去問マスター(通称:過去マス)
タテ解きをして自分の力を測れなくても理解が深まっていれば合格は出来るので、
必然的にヨコ解きの過去問マスターが最も使いやすい教材となります。
過去問マスターをiPadではどう活用するか。
1.pdfをGoodNote5アプリに取り込み Cランク問題も活用
診断士試験1次試験で必須アイテムの『過去問完全マスター』は
論点別に理解を深める形式になっており、
取り組む優先順位を分かるように
頻出度をベースに重要度を加味してABCランクに分かれています。
全部の問題を掲載すると、紙の参考書だとページ数が大変なことになるので
(ABランクだけでも辞書のような厚み・・)Cランクの問題はダウンロードする形式になっています。
合格するためには限られた時間をAB問題に費やすというのが鉄則ではありますが、理解を深めるためにCランク問題も挑戦したくなることが出てくると思います。
論点によってはCランク問題ばかりになることもあります。
Cランクの問題だけでもかなりのページ量になるので、そこで活用されるのがiPadです。
フォルダ分けをうまく設定しておけばストレスなく効率的に勉強することが出来ます。
ipadの強み Cランク問題も活用、まとめシートのすぐやる!過去問
GoodNote5に取り込むまでの手順
iPadで勉強するためには必須の手順となります。
多くのサイトで語られていますので、下記サイトなどを参考にしてください。

pdfをダウンロードしてからGoodnoteで読み込むか画面コピーを読み込むパターンが良く使うと思います。
2.教科ごとに色分け
教科書の色ごとにフォルダやノートの色付けをしておくと
視認性が大幅にアップします。
ファイルを探すときにパッと見つけることが出来ることは
積み重ねると大きな時間削減になります。
おススメは過去問マスターの色に近い色で分けることですが、
覚えやすい色にしておきましょう
具体的には下記のような色分けです。
これらの色はiPadを入力するときに「しかく」での変換候補に出てくるので、
その色を当てはめていくような形になります。
経営情報システムは色が無いので「パソコン」と入力しています。
■経済
■財務会計
■企業経営理論
■運営管理
■経営法務
💻経営情報システム
■中小経営・政策
3.ファイルの種類ごとに記号分け
ファイルが増えてくると視認性の高さが作業効率を左右します。
タブに表示させるファイル名も工夫をして効率化しましょう。
私の場合は下記のようにしていました。
□ →まとめシート、過去問マスター(タブに表示させる期間が長いもの)
○ →過去問年度別
具体的には、
・企業経営理論の場合は緑にしていたから
🟩まとめシート、過去問マスター (タブに表示させる期間が長い)
🟢過去問年度別
という形です。
画像
4.繰り返しチェックシート
学習の進捗を把握するのにおすすめなのが下記のようなアナログな塗りつぶし。
できたら塗りつぶす。出来るまで繰り返す。
というやりかたです。
シンプルですが塗りつぶしていくのが楽しくなるのでおすすめです。
私の場合は財務会計・企業経営理論・運営管理は5年分、
他の科目は3年分を3回転を目標にしました。
この表は誰からもらったか忘れてしまいましたが、
これくらいのシンプルさで十分だと思います。
視認性を高めて効率よく勉強し、塗りつぶしで楽しみながら勉強しましょう!