中学生のユウキがコンピュータクラブの先生に質問しました。
ユウキ: 先生、ゲートウェイって何ですか?
先生: ユウキ、ゲートウェイを理解するには、国境の門に通訳がいる場面を想像してみて。この門は、異なる国々をつなぎ、通訳は異なる言語を話す人たちが理解できるように、言葉を変換するんだ。ゲートウェイも同じで、異なるネットワークシステムが通信できるように、データを適切な形式に変換して転送するんだよ。
ユウキ: それは面白いですね。どうやってデータを変換するんですか?
先生: ゲートウェイは異なるネットワークプロトコルを理解し、データを変換することで、異なるシステム間の通信を可能にするんだ。たとえば、携帯メールとインターネットのメールが相互にやり取りが出来るのもメールゲートウェイという変換器があるおかげなんだよ。
ユウキ: ゲートウェイがなかったら、異なるネットワーク同士は通信できないんですね。ルーターの機能と似ている気がするのですが、どのような違いがあるのですか?
先生: そうだね、ゲートウェイは規格の異なるネットワークを中継する機能そのものを指すのに対して、ルーターはOSI基本参照モデルの第3層のネットワーク層においてIPアドレスに基づいて中継する機器になるよ。だからルーターはゲートウェイの一種であると考えるといいよ。
ゲートウェイの使用例:
A. データの保存
B. ネットワークのセキュリティ強化
C. 異なるネットワーク間でのデータ変換
A. 物理層
B. ネットワーク層
C. アプリケーション層
A. 同じ種類のネットワーク内で
B. 異なる種類のネットワーク間で
C. インターネットにアクセスする際にのみ
クイズ1の回答:C. 異なるネットワーク間でのデータ変換
クイズ2の回答: B. ネットワーク層
クイズ3の回答: B. 異なる種類のネットワーク間で